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ザ・ピーナッツバター・ファルコンのrobのレビュー・感想・評価

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2022/01/04

プロレスラーに憧れて施設から脱走したダウン症の青年ザックと、
事件を起こし逃亡する男タイラーが出会い、一緒に旅をするロードムービー。

序盤にザックがタイラーに向けて『僕はダウン症だ』と告白するが、タイラーはそんなこと知ったこっちゃないと跳ねのける。
道中で会う人たちもザックのことをダウン症として見ることはない。

この作品が綺麗事過ぎると感じたのはそれが理由かもしれない。
こんな世界は現実では有り得ないけれど、存在していてほしいと思える程、ザックが出会った人たちはみんなイイ奴だった。

明るく前向きに、人生を謳歌しようとするザックの生き方はとても素晴らしいと思うし、なかなか真似出来ることでもない。

ご都合主義と言えばそれまでだけど、ほっこりするお話だった。


『君は誕生日パーティーには呼ばない!』
という最大級の暴言が印象的。
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