2021/08/11
ルーザーズクラブが帰ってきた!
あの事件から27年後、再びデリーに戻ってきたビルたちが
"それ"と立ち向かう、IT完結編。
原作のラストは良かったけれど、
映画の方もこれはこれで良い幕引きだったと思う。
そしてやっぱり、最後はぼろ泣きしてしまった…。
原作で影の薄い子だったスタンリーも
ちゃんと存在意義を持たせてくれていたのでとても嬉しかった。
まさかのスティーヴン・キングが出演していたのは驚いたけど…。
映像としては、気持ちの悪い表現が増えていたかも…。
前作の正体の分からない怖さと、今作のひたすら気持ち悪い怖さ。
これが子供と大人で違う「恐怖」の捉え方を
意味している…のかもしれないとは感じた。
純粋で感覚が鋭く、何もかもがまっさらな子供と、
様々な事を吸収して成長し、何に対しても理由付けをしたい大人の違い。
恐怖なんて人それぞれで形が違うので、一概には言えないけれど。
とにもかくにも、
ルーザーズクラブは27年経っても
最高にクールで、最高にクレイジーだった。