オーウェン

誰のせいでもないのオーウェンのレビュー・感想・評価

誰のせいでもない(2015年製作の映画)
2.7
作家のトマスが起こした事故によってショックを受け、そこからの人生の再生を描くドラマ。

ヴィム・ヴェンダースなので、大げさに俳優が演じることがない。
むしろ淡々としており、それが中身と合っていない感触。

後半から終盤になると、急に俳優がカメラ目線になって訴えかけるような演出もヴェンダースらしくない。
そういうことをしなくても感情を分からせてくれるはずだけど。

薄幸な役にシャルロット・ゲンズブールはピッタリだけど、それだけではおススメしづらい作品だった。
オーウェン

オーウェン