三鷹

ガガーリン 世界を変えた108分の三鷹のネタバレレビュー・内容・結末

2.9

このレビューはネタバレを含みます

ロードショー中に映画館で観たかった作品。うっかりしていたら見る時間なくなっていた。宇宙モノは映画館でなるべく見たいのに。
てなわけでやっと見た。

誰でも知っている人物の偉業を描いたこの作品で驚いたのはガガーリンの不安と名誉の葛藤の描写が殆どないことだ。
話中とても明るくポジティブな男として描かれているが、いや流石に人類初の有人単独宇宙飛行をするにあたって何も恐れはなかったとは言わせない。
それともロシアにとっては「我が国の偉人は何も恐れずに立ち向かった」とでも言いたかったんだろうか…半世紀前の映画じゃあるまいし(映像は古臭い感じのフィルムとなってはいるが)、もう少しガガーリンの人間像に迫ってもよかったんじゃないかなと思う。
時系列が前後する話の進め方も「?」とも思ったし。宇宙のシーンは文句なく良かっただけに残念。
ガガーリン役のヤロスラフ・ザルニンは可愛い感じの顔つきが結構本人に似ていて、よく見つけてきたなぁと始終感心してた(笑)
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