yoshi

チャッピーのyoshiのレビュー・感想・評価

チャッピー(2015年製作の映画)
5.0
チャッピーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


って何回叫んだことか。夜中に。
ご近所の皆さんすみません。

映画見る時に、誰が主人公なんや!?
誰が主体の物語なんや!?
って探り探り見ていくんだけど。
ジブリとか邦画って、主人公側に見てる人が共感出来るように作る(もしくはそのように見せかける)ことが多いと思う。洋画の場合、ヒューマンドラマが一番共感を主軸にしながら作られることが多い。

この話は、誰が主人公とかそういうのは関係なしに、まあとりあえず見ててよと言わんばかり。
途方もないほどに映画を観る側の人間を「傍観者」として扱う。
ただ進んでいくストーリーを理解していく、チャッピーの成長を確認していく。
それだけでいい。
そのうちに急に後半にかけてスピード感が増してきて、あれ?今チャッピーは何しようとしてるんだっけ!?えまってまって一時停止して状況確認の時間作ろ
みたいな感じになる。

この話は裏テーマが家族を超えた家族愛なんだろう。
チャッピーの成長を目で見て確認するだけでここまでの愛着が湧き、そして自分には追いつけないスピードでチャッピーが旅立って行くことで後味に切なさが残る。
ベタだけど、最後まで諦めずにやり遂げるやつらってカッコいい。
チャッピーがそういうふうに動けたのは、やはり家族である周りの人間がいたからである。

見る人が見たら泣くと思う。

そして、後半のスピード感。え、どこでオチがつくの!?ええそこ!?ああそこじゃないのね!?は?なんですかその展開は!!!!
といった、この忙しなさよ。黙って見てられないわよ。
待てよと。お前マジかよと。
こりゃ詰め込みすぎだろ!でもおもしれーんだよなんだこれ好きになっちゃう(シソンヌ)
※何を伝えたいかわからない方、とりあえず黙って見てください。

でもマジで、ほんとに黙って見たらわかる。とりあえずAIで変な絵生成してるやつとか、chatGPT使ってるやつらは一旦見て。


お前マジか。すげえな。
と思わせてもらえたので、満点でした。
映像も音楽もストーリーもキャラも、全部ありがとうございました。

ギャング用語、使っちゃダメだろうけどさ
ちょっと使いたくなる。
悪い言葉言うとスッキリするよな!
yoshi

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