このレビューはネタバレを含みます
世間の評判を知った上で視聴。賛否両論の理由がとてもよくわかる。
フォーキーを可愛いと思うかどうか。ウッディを1人の人間として見ているか。1~3と4を別作品と捉えるか。
オモチャに自我がある世界で、手作りのオモチャにも自我が芽生えるのもわからなくはない。でもフォーキーは自分をゴミだと言い張る。ゴミも自我をもつ世界なの…?という疑問がずっと残りました。
私にとってウッディ達はあくまでオモチャだけど人間らしいところもある、くらいの雰囲気が好きだったので、完全にオモチャである事を忘れて人になってしまったのは残念だなと。
まず人間がたくさんいる場所で堂々と行動しすぎで、いやいやそれ気づかれるでしょ!やりすぎやりすぎ!とハラハラ感もなく。
ボーを引き立たせるために弱く描いてるのか?本当はウッディやバズがいちばんカッコよく活躍してほしいし、他のオモチャ達の出番がほとんどなかったのも残念。
バズもウッディの話を聞いて内なる声を聞くのは素直で可愛らしいけれど、終始そればかりで違和感。
ラストもみんなウッディを苦渋の決断で手放したアンディの事を忘れてしまったの?と疑問。軽く見捨てすぎ、アッサリ別れすぎ。
映像はとても綺麗。なのに1~3と比べて全体的にワクワクしない…そしてラスト。
トイストーリーの続編でなければ、こういう話があっても良いだろうと思える出来だったとは思うけれど、1~3の積み重ねを考えると今までのリスペクトが足りないように思えました。