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トイ・ストーリー4のasukaのレビュー・感想・評価

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)
4.8
最近、本編前からグッと掴まれることが多いけど今回もそうだった。

え、これ実写じゃないよね?と思わされる冒頭。
すごい。なにあれ。あんな表現できるの?

ボロボロ泣いてしまって、でも笑わせるところは笑わせて。ずるい。最高か。

おもちゃにとって幸せなことは、子どもたちに遊んでもらうこと、受け入れられること、そして忘れられないことなんだろうなぁ。
自分の持ち物1つ1つを大切にしなければと改めて感じた。

そしてまさかのラスト。
えー、なんでそんな!って思ったけど今では受け入れられた。
それぞれのおもちゃの個性や性格が今作では、さらに引立てられ、活かされていたように感じた。
悪者役のおもちゃだって、本当は優しい心を持ってるんだよなーってしみじみ感じた。

内気で泣き虫なボニー。
彼女の姿が幼い頃の自分そのままだった。
今は年齢的にも大人になった私だけど心はまだまだ子どものまま。
彼女の全てを肯定するわけでもなく、否定するわけでもないけど似たところあるなーって感じた。

初めて行く場所や初対面の人が多い場所へ行くのは今でもすごく苦手で。
あるシーンでは物凄くボニーの気持ちがわかった。
そんなときの彼女、そして私のそばにいてくれたのがおもちゃと家族だったなぁ。

そして、最初は敵対視していたのに今じゃ相棒で親友なウッディとバズ。
彼らの仲だからこそ全てを言葉にしなくても、わかりあえることってあるしお互いを信頼できるんだろうなぁ。
そんな関係って素敵だし、羨ましい。

だから、バズの決め台詞「無限のかなたへ さぁいくぞ!」を聞くとものすごくグッときてしまうんだろうなぁ。
お互いを尊重しあえる関係って本当に素敵。


でも、あややーその境界線って越えてもいいんですか!?ってシーンがなかったわけではないんだよなぁ。
いや、でも好き。すごく好き。
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