アンディとウッディのストーリーとしては完璧すぎた前作からわざわざ続編が。
ただの、また彼らのガヤガヤっぷりを楽しむだけの続編だったら幻滅していたところ、そこは流石はピクサー。
今回は、これまでの3作で描いてこなかった、持ち主・コレクターに従属するコトでしか存在理由のなかったおもちゃが、その"主"を失ったときどうなるのか?という、あらゆる社会組織に属するぼくら人間界にも共通しすぎるテーマを描いた、ウッディ"自身"の完結編だった。
完璧すぎた前作から、わざわざこの続編を見事描いたピクサーの気骨あるクリエイティブ精神には常々舌を巻く。