このレビューはネタバレを含みます
正直、見る前はそれほどでもないんじゃ？なんて思っていたんですよ。きっとうまくいく、もすごく良かったけど、似た感じなんかなぁなんて。
で、号泣です(ToT)
感動だけじゃない。深さと潔さ、男気を感じました。こんなこと、よく題材にできたなと。それでいてエンタメ。伏線回収もお見事。切なくてスカッとして、笑って泣きました。
なぜ、人は自分の信じているものを信じているだけなのに、時に世界を巻き込む争いが起きるのか。いつも感じるその苦しさを、「掛け違え」と優しく指摘する。善か悪か、とてもジャッジの難しいところを、地球外生命体と、彼が帰るためのリモコン奪還という荒唐無稽かつシンプルな題材でわかりやすく批判し、明るく非難する。
そして、ダイバーシティという、今避けては通れないテーマを包括する。
それでもってエンタメ（再掲）
すごいな、アミール・カーン。更に年齢不詳！
