ジョージア映画なんて見たことなかったので鑑賞。
HARK、alambry films。
すっごい、ちゃんと独特な映画でした。削ぎ落とされまくってるセリフ、時々フェチを感じさせつつ、不穏なカメラ。
初めカメラは俳優の動作を淡々と追っていた、その時に俳優の動きがわざとらしくて少し嫌だと思ったけど、そのうち、これは視点移動か、みたいな撮り方が多くなってきて、すごかった。
カメラもまぁすごいんだけど、初めに「パラサイト」を見たときと同じように、一つの事件を終始見た気がしました。
平和への願いっていうよりは、一つの大きな出来事、っていう方が頭に残ってる。
負傷した兵士を隠すスリルも、観客の集中を煽ったけど、ずぶ濡れからのぬいぐるみエンドは誰にも想像つかないと思う。
純朴な女があの兵士とたわむれるシーンも良かったけど、女が心配すぎるシーンが本当に多かった。流石に天候には流されるが、戦には心奪われない。初ジョージア映画。眠かったらおしまいな映画かもしれないけど良かったです、ということでこの評価。
女も印象に残るんだけど、あんなにワイン飲んでお爺さんのことを思って今夜はグルジアワイン。