Chiyo

Dearダニー 君へのうたのChiyoのレビュー・感想・評価

Dearダニー 君へのうた(2015年製作の映画)
4.3
ミュージシャン役に初挑戦したというアルパチーノの歌声♫
ファッションも終始お洒落!!
こんな75歳・・・( //Д//)ゴクリ
泣きのツボを思いっきり刺激してくれました(ó﹏ò。)

ジョンレノンが自分の熱狂的ファンである駆出しのミュージシャンの記事を読み、彼に手紙を送ったという実話(ここだけ)に基づいた物語☆:*+゚゚+*:.。.*:+:*+゚゚+*:.。.*:+☆

アルパチーノ演ずるダニーコリンズは、往年のロックスター(-д☆)
絶頂期はとうに過ぎ、過去のヒット曲ばかり歌い、もう30年近く新曲は書かず、酒・薬・女に溺れるスターな日々…
そんな自堕落な生活を送る彼のもとに、ジョンレノンが自分宛に送ったとされる手紙をなんと43年もの時を経て思いもよらず手にする。
その手紙に大感激して、自身を改めようと決意・・・・・( o̴̶̷᷄⌓o̴̶̷̥᷅ )
先ず思い立ったのは、一度も会った事のない自分の息子(すでに成人して妻子持ち)に会いに行くこと。

もちろん息子は今さら会いに来られたって大迷惑!!幼い頃ならまだしも、思春期には自分を省みない遺伝子上の父という存在を憎み、憎しみに疲れやっと無関心へと転換するよう努めているのに。怒りや憎しみのエネルギーは持ち続けると疲弊するから、怒りはもうない、興味がないだけと(ここはもう共感が過ぎる)。・゚・(ノД`)・゚・。

心改めようとしながらも、結局お金で強引に解決しようとするアルパチーノの不器用さに苛立ちも覚えるんだけれど、さらに決定的な心の弱さが露呈してしまう…
あぁぁ!また駄目なんだ…
人間そう簡単に変われない…
期待なんてしちゃいけない…

もう、駄目駄目親父でどうしようもない、、、
それでも「諦めない。頑張る価値があるから」「音楽と自分自身に忠実であれ」とまた奮起する…

そんな中、所々ジョンレノンの曲が挿入されるタイミングと、そのタイミングでのその選曲が更に涙腺を刺激。・゚・(ノД`)・゚・。
久々に結構泣きました(´;ェ;`)
あぁぁぁぁ。。アルパチーノ!!
アルパチーノ自身も、自分が出演してる作品で初めて涙したとか。。

それにしてもこんなに肌黒かったっけ?(ó﹏ò。)
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