個人的ジョセフ・ゴードン=レヴィット鑑賞キャンペーンその2。やはり彼の演技絶妙でいいな、、、!
スノーデン氏の一連の出来事について、彼が今ロシアにいることぐらいしか元々知らなかったけれど、なかなか興味深い内容だった。なによりも、自分の正義感や信条を貫いてここまで派手に動けるの尊敬するなと思った。
"監視と人権"というテーマに関して、スノーデン氏は、自分の倫理観を疑ったりルールに捉われたりすることなく迅速な行動として大きく打って出たけれども、その観念はまさにリベラルでアメリカナイズされたものであるのに、結果としてアメリカ政府を敵に回したのはかなり皮肉なものだなと思った。
今の社会思想の最先端は"ネオリベラリズム"という言葉も謳われている程なのでおそらく世論はきっと彼の考えの正当化に今後どんどん追い風を吹かすだろうけれど、彼の行動規範は彼の信念以外の何でもなく、リベラルであればあるほどこの問題に関しては答えが出ないというのが結論なのではないかなと思う。
なかなかに考えさせられたな、テーマとして割と好きだったのもあるし、普通に天才スパイ役のゴードン=レヴィットがかっこよかったので良きです。