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ジャスティス・リーグのTDのレビュー・感想・評価

ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)
3.6
最近のこの規模の映画としては画質のクオリティーがかなり低い。
演出と編集に関しても「めっちゃカッコいい!」と言うシーンと「なんかパッとしなくてダサい」と言うシーンとの落差が激しくムラがある。
音楽もロックナンバーが流れると上がるけど、オーケストラナンバーは古くさくて鈍重(『Come Together』のカバーは秀逸!)。
退屈さと盛り上がり、それら含めてムラとアラがかなり目立つ作品。
とは言え、前作『バットマンvsスーパーマン』の歴史的駄作さ加減からすれば、十分楽しめる仕上がりにはなっていた。

しかし、設定としてのスーパーマンの圧倒的強さは、今後このDCシリーズが背負うやっかいな問題になりそう。
あまりの強さゆえ、「いかにスーパーマンが敵を倒さないか」と言う力点が作品に否応なしに組み込まれざるを得ない業をDC作品は背負ってしまった。
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