2022年リライト33本目
閉鎖空間からよりオープンワールドに！
◆あらすじ
巨大な迷路（Maze）を抜け出口にたどり着いたトーマス（ディラン・オブライエン）たち。しかし、それは謎の巨大組織WCKDが仕組んだ実験だった。トーマスたちは、責任者ジャンソン（エイダン・ギレン）に、とある施設に連行され、自分たちが選ばれた存在であることを聞かされる。さらに、メイズは、トーマスたちが攻略した以外にもあり、メイズをクリアした若者たちが施設に大勢いたのである。
やがて、トーマスは施設の凄惨な実態を目の当たりにし、脱出した仲間ニュート（トーマス・ブローディ・サングスター）やミンホ（キー・ホン・リー）、テレサ（カヤ・スコデラーリオ）、ウィンストン（アレクサンダー・フローレス）らと脱走を決意するが、そこは果てしなく続く灼熱の砂漠で―――。
◆感想
原作「Scorch Trials」なのに邦題「迷宮」にするな！もっと内容と原題にふさわしい邦題にしてほしかった・・・。
1作目は閉鎖空間で、次作からはオープンワールドになるのはよくある設定。しかも『キャビン』よろしく、最終的には人間による実験だったという流れもベタベタ（笑）とはいえ、砂漠でのシーン（少な目でしたが）、WCKDから逃げる若者たち、ユートピアを求めていく、など見どころ満載という印象。タイトルが「灼熱」なので砂漠が舞台なのですが、そんなに多くなかったのが残念・・・。序盤は、前作からの流れで研究施設がメイン、途中からトーマスのリーダーシップ？が発揮され砂漠に逃げるという流れ。そこからは、ゾンビもどきに襲われ、WCKDから逃げ回るという。
続編なので、新たなキャラクターが登場するのは明白でしたが、なんか海外ドラマみたいな雰囲気なのは気のせい？うまく言えないんですが・・・。
個人的には、エイダン・ギレンの登場が熱かった！！『ゲーム・オブ・スローンズ』の印象が強すぎるんよ！？ベイリッシュ公は割と好きなキャラクターだったので、今作の敵役は嬉しかったです！
続編といえばそうかもですが、突然『バイオハザード』感出てくるので、そこは残念かな。前作のグリーバーが強烈すぎたね（笑）ただ、トーマスやテレサなどの人間ドラマもあり、登場人物も増えていくので、よりサバイバル要素を感じられるかも。
迷宮要素はないですが、謎が深まっていく内容になっています！
