生物学的には女性だけれど、本物の男の子になりたいレイと、その母親マギーの物語。
LGBTを題材にした作品は色々とありますが、この映画の主役は母親のマギー。
娘だったはずのレイが“息子”になる事を受け止め切れずにいるけれど、認めないと……とも思って悩むマギー。
レイも今まで色々と悩んでいたことだとは思いますが、作品内では腹を括って男の子になる準備を着々と進めます。
途中までは母親マギーに同情して見ていましたが……え、母親の過去ちょっと引く……。LGBTのお話かと思っていましたが別の所で大問題じゃないの。
それにしても、レイが男として生きる事を認めて貰った時の笑顔が素敵。
転校して“女の子としての自分”が居ない所に行けることだったり、性転換手術にしてもそう。やっと自分らしく生きられる！っていう抑えきれない笑顔がイイ。
