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クリスティのAZのレビュー・感想・評価

クリスティ(2014年製作の映画)
3.0
内容はなく、ただ殺人を楽しむグループが美しい女性達(クリスティ)を標的に殺しを楽しむ姿が描かれる。その標的にされたジャスティン。最初はただ恐れ逃げるだけだった彼女が、次第に反撃し始める。

アメリカの寮生活や感謝祭について詳しくはないが、ジャスティン1人だけが学校に取り残されるってこあるのかな。一応警備員やメンテナンス係の人は残っているが。

殺人ゲームがスタートするのだが、彼らの行動が雑で、標的だけでなく学校にいる人たち全員を殺していく。頼りになる人がいなくなった中、彼氏が登場。そしてあっけなく殺されてしまう。悲しむジャスティンだが、次第に怒りの感情が現れ、彼女達と戦うことを決意していく。

そこから、1人づく倒していくのだが相手は男性。にも関わらず危なげもなく倒していく都合の良い展開。最後の主犯格である女性も、あっけなく火炙りに。悲しさと虚しさ、心にトラウマを抱えた彼女は自分をクリスティと名乗る。


内容はなく、ただスリルを楽しむ映画。アメリカ全土に広がる闇のコミュニティは、実際に存在する何かを象徴的に表現しているのだろう。最後にジャスティンが自分のことをクリスティと名乗ったのは、誰もが殺人の標的になりうることを示唆しているのではないだろうか。ヘイリー・ベネットは幸の薄そうな表情が魅力的且つ、この役にあっていたと思う。
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