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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーのvilljobbaのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

なんと短い二時間半。

10年以上に渡って製作されてきたとんでもない量の映画からヒーロー達が集結。もう三作目なのに飽きない展開。
特に興奮したのは、やっぱりガーディアンズオブギャラクシーの満を持してのクロスオーバー!皆なんだかんだエンドクレジット、他作品、シビルウォー等で共演しまくってた中、あの5人は今まで独立してスペースオペラやってたんだから!
彼らがソーやアイアンマン、スパイダーマンと痴話喧嘩してる姿は大興奮!HEROESのシーズン1を何となく思い出す。
ロケットやグルートの地球上陸シーンはマジ うぉぉぉぉぉ って感じ。一番のハイライトかも。
I am Groot → I am Steve Rogersはホント笑う。

各キャラクターの登場シーンでいちいち興奮したので全部は書かないけど、特に魔導師ウォンやペッパー、ウォーマシンなど、主役ではなかったキャラも惜しみなく出てきて活躍するのが最高っすね!

ドクターストレンジが大活躍し、改めてカッコ良くて推しメンと化したりして好きなキャラがとても増えたけど、今作ではアイアンマン、トニースタークに好感が持てたのがより楽しめた要因でもあった。個人的に気に入らないキャラだったけど、今作では過去の苦難を乗り越えてワガママ言わずに勇敢に悪に立ち向かう。調子にも乗ってない。
さらに、ナノテクとかいう超技術により更に進化した着衣シーンと大量の新兵器・ガジェットの数々がカッコ良すぎて、10年の時を経てようやくアイアンマン自体のファンにもなれた。

そして、忘れてはならないサノスさん。
散々エンドクレジットと予告で最強感を宣伝されてたサノスさん。
本当に最強で笑った。
最初にいきなりチートキャラのハルクと全然死なないロキを瞬殺してくれるので、文字通り最強を超える敵だと分かる。
何やってもサノスに逆転され、止まらない絶望感の末に、あのラスト。ここまでやってくれると倒しがいがあるね!一旦悪役が目的達成するのも新鮮。すき。
ついでにサノスチルドレンも強くてキャラ立ってた。あの老魔導師みたいな奴!手をヒョイッと動かして念力起こすのカッコ良い!気に入ったぞ!死んだけど!
さらに多少人間味があるところも良い。ただ悪役に共感させるためではなく、サノスが何を考えてくれるか観客にも理解させてくれるので、物語が分かりやすくなる。

また、アベンジャーズとサノスの対比も良い。
多くの命よりも個人的な愛を優先してしまうアベンジャーズと、少数を犠牲にし愛するものを捨ててでも目的を達成せんとするサノス。
スターロードが個人の感情を昂らせて暴走したり、ロキやドクターストレンジが仲間を見捨てられなかったりする姿は、「それ我慢すれば勝てたやん」となるわけだけど、そこで仲間を犠牲にしたら、それこそサノスと同じになってしまうものね。これが人間の弱さであり強さだ(ジャンプ漫画みたい)。
ドクターストレンジは意味深なこと言ってたので狙ってやったのかもしれないけど……

毎回そうだけど、とんでもない量のキャラをそれぞれしっかり活躍させて、ちゃんと戦闘シーンで分かりやすく共闘させるのって、本当すごい。脚本も撮影も難しすぎるでしょう。

あぁ~続き気になるうううう
助けて!緑の石!
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