へちょりーの

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーのへちょりーののレビュー・感想・評価

4.3
いよいよ最凶にして最悪の敵"サノス"との戦いが始まる。
アイアンマンから初まったマーベル・シネマティック・ユニバースの10周年の集大成がこの作品とエンドゲームである。

序盤から「マジか…」となる描写からスタート。
今作の中心となるのがソーになるので、"マイティ・ソー/バトルロイヤル"から一気に見るとよりその高揚感を感じることができる。
サノスの持つ力と計画の壮大さと絶望感が本当にすごい。
これはスターウォーズよりも現実的であり、規模が全く違う。

それはサノスがただ自身の野望のためではなく、己の揺るぎない正義を貫くために命と彼の全てを賭けて遂行して行くからこそ、絶望感の植え付けがすごく強くなる。
(サノスの計画は、アジェンダ21の都市伝説を思い浮かべてしまった。)

"インフィニティ・ウォー"を一言で表すなら「正義vs正義」

"エンドゲーム"と前後半になっているので、今作自体の尻切れとんぼ感はあるが早くエンドゲームを見たくなってしまう仕様となっている。
このエンディグからどのような結末への展開が待っているのか、正直想像できない。

さぁいよいよフェーズ3のエンディングへ。