鍋山和弥

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカの鍋山和弥のネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

人は、過ちを犯す。逆に、過ちを、犯さない人間などいない。相手が、悪いわけではないことも、分かっている。いや、相手に、悪いと責めていても、悪くないこともある。それなのに、ぶつかり合う、思いと思い。アベンジャーズは、悪いわけではない。それでも、起こる悲劇。正義感溢れる、超人ということで、チームを組んでも、やはり、ぶつかる。でも、このぶつかり合いが、無いと、人と人の、分かり合いに、繋がらないこともある。もちろん、互いに、歩み寄りだって、必要だ。でも、建前だけでは、心の交流に、繋がらなかったりする。思ったことを、言い合える仲間。組織より、1人1人との、交流と言った、『キャプテン・アメリカ』の発言が、正しいはず。組織の、しがらみの中では、正しいことは、貫けない。正義とは、そういう物。でも、『トニー』の気持ちも分かる。両親を、洗脳されていたとは言え、『バッキー』に、殺されたのだから。いつか、分かり合える日が来るまで。いや、本当は、分かっているのかも、しれないが、アベンジャーズは、分裂状態だろう。いつか、また、仲直りのできる日を、願うばかり・・・・。
鍋山和弥

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