さっすが、マーベル!!!
ヒーロー同士が、何故、争わなくてはいけないのか、その理由が、必然性が、ちゃんとある!
もちろん、先日観たバットマンVスーパーマンのどうしようもなさとは、比較にならない素晴らしさです!
ヒーロー達がこれまでやってきた事に対して、その規制の無さを世界が案じて国の管理下に置かれる事に賛成か反対か?
大元はこの議論なんだけど、キャプテン・アメリカとトニー・スターク双方の意見が共に一理あるんですよ…。で、そこにウインターソルジャーか絡んで来て…というストーリー展開ですが、見事です。
俺は、ロバート・ダウニーJr.が演じるトニー・スタークが大好きなので、アイアンマン側の肩を持つ…けど、キャプテン・アメリカだって、言ってることは間違っていない。この、やるせなさ…。
どっちも間違っていないのに、どうしても闘わなければいけない理由がそこにあるし、その中で判明する驚きの事実!これ、序盤の準備がすっごく効いていて、ほんと上手い!
つくづく、マーベルは、魅せ方が上手いですよね〜。すっごく気持が上がるシーンが満載なんですよ。
互いのチーム総動員のバトルシーンも、全員やれる事は全部やっているし、見せ場もある。で、観客の想像力を遥かに超えたアイデアのバトルを展開してくれるんだから、満足どころじゃない超興奮です!
新キャラクターもみんな魅力的。スペシャルゲストであるスパイダーマンも素晴らしいッス。
ただ、本作はキャプテン・アメリカ3であり、これまでの他のマーベルシリーズが、全部あった事として踏まえた上で展開されていますので、キャプテン・アメリカのシリーズと、アベンジャーズのシリーズは、事前に観ておかないと十分には楽しめないので要注意です。
場面転換際の地域や国名のテロップは大き過ぎてウザかったけど、それ以外は…100点!!
バットマンVスーパーマンで、ぐったりしてしまった皆さん、こっちは大丈夫!自信を持って、お薦めするよ(^-^)v