takato

ブラックパンサーのtakatoのレビュー・感想・評価

ブラックパンサー(2018年製作の映画)
4.3
すご~い!、たのし~い!。君はブラックパンサーのフレンズなんだね。ということで、毎度おなじみのマーベルブランド最新作。次はいよいよ最終章。

 「クリード」という大傑作の監督と主演二人が、マーベルスタジオでブラックパワーな大暴れと聞いて勇んで鑑賞。相変わらず平均高いけど…な出来栄えかな。

 ブラックパンサーは「シビルウォー」でも活躍したが、ルッソ兄弟のほうが格闘の見せ方をわかってる。クーグラー監督は、「クリード」のボクシングシーンは最高だったけど、CGガンガンでありつつ格闘というのはまだまだなのかな。

 ストーリー面は、テンポ悪くなく進むし、キャラもしっかりしている。特にくだけた感じの王を見れたのは良かった。ただ、「バーフバリ」見ちゃった後では王の物語としてはちょっち上がりきれなかった。これを打破できるるとしたら、敵のキルモンガーをもう一人の主人公として描くくらいの思い切りだろう。キルモンガー演じるマイケルさんは上手い役者だし、設定も凄く感情移入できそうな感じなのに、口頭の説明で流す程度だからイマイチ盛り上がらず。あれでは、こじらせてる乱暴者という程度。

 ラストに見られるオマケ映像も、なんかいる?って感じで少し残念。どうせつけるなら、雑誌のヒキみたいに、あっと驚くところを見せてくれないと。
takato

takato