あんがすざろっく

ブラックパンサーのあんがすざろっくのレビュー・感想・評価

ブラックパンサー(2018年製作の映画)
5.0
観て来ました、ブラックパンサー。
僕、これそんなに期待してなかったんですよ。というより、劇場で観る予定がなかった。
マーベル作品は全部は観ていないものの、今後の展開を考えれば外せない作品。
ただ、僕今までブラックテイストの映画、黒人ヒーローを主役にした映画ってそんなに観ていないので(否定はしないですよ)、あまり惹かれませんでした。

しかし、フィルマに溢れる絶賛の嵐‼︎
これは、観ておかないといけないかも知れない。
なので、今回の鑑賞は、フィルマでお世話になっている皆さんのレビューのおかげです。ありがとうございますm(_ _)m

ブラックパンサーのキャラクター自体は、シビル・ウォーでチェック済みなので、物語にはすんなり入りこめました。
舞台となるワカンダが素晴らしいですね。
アフリカの大自然の中に、あんなに潤沢で高度な技術が紛れ込んでいるなんて、誰が想像つくでしょう。まずヴィジュアルが最高です。
そして、ブラックパンサーの活躍。決してその力や正体は隠されることなく、国民が讃える国王としての力。
今後のMCUの展開に、ヴィヴラニウムは必要不可欠でしょう。って言うより、あれがあれば無敵なんじゃないっすかね。
パンサースーツを開発した国王の妹、シュリも天才過ぎます。本作で一番好きなキャラです。彼女がいなければ、もっと重い話になってたかもね。
演じたレティーシャ・ライトも魅力的。今回字幕版で観ましたが、吹替をももクロの百田夏菜子ちゃんが当ててたんですね‼︎どうだったんだろう、イメージ的には合ってるけど。吹替版観た方、感想をお願いします‼︎

少し脱線しましたが(笑)、アクションだけに留まらず、ドラマも非常にしっかりしています。
国王として自分が相応しいのか悩み続けるティ・チャラ、自国を守るべきなのか、外の世界の危機にも手を差し伸べるべきなのか。
様々な問題がティ・チャラだけに限らず、脈々と流れている。これは現代社会の写し鏡のようなものです。
人間は完璧ではない。
ティ・チャラが偉大なる国王として慕ってきた父ティ・チャカにしても同じこと。
ふと思ってみましたが、今までのマーベル作品、親子(父と子)の絆、父からの自立が強く描かれてきた作品が目立つ気がします。
だからヒーローを描いていても、共感できるんですかね?

監督はライアン・クーグラー。
「クリード」も素晴らしい出来でしたし、今後が楽しみな監督さんです。
ブラックパンサーもシリーズ化するかな。
その前に、インフィニティ・ウォーが待っている‼︎
益々期待度高まってます。

上映時間134分。あれ、そんなに長かった?っていう位、あっと言う間でした。ムチャクチャ面白かった〜。
てな訳で、にわかファンによるレビューでした。

ワカンダ・フォーエバー‼︎

MCU 18作目
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