九月

キャプテン・マーベルの九月のレビュー・感想・評価

キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)
3.7
初めは何者か分からなかった主人公。断片的にしか思い出せない彼女の過去に一体何があったのか…一緒に、その謎を解明していくような感覚で見た。

ヴァース(キャロル・ダンヴァース)が記憶を取り戻し、マー・ベル(ウェンディ・ローソン)の意思を継ぎ、キャプテン・マーベルとして生きていくことになるまでが描かれる。
それと同時に、ニック・フューリーが計画したアベンジャーズの誕生のきっかけが明らかに。

初めて描かれる90年代の世界。ポケベルや古いパソコン、レンタルビデオ店などが懐かしさと良い味を出していた。

味方だと思っていたら敵だったり、敵だと思っていたらそうではなかったり、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』でフューリーが言っていた「誰も信じるな」という言葉に通ずるものが…その時に彼が語っていた隻眼の理由も判明。
シールドが四次元キューブを保管していたことに繋がったり、インフィニティ・ウォーで、最後にフューリーがポケベルで連絡していた相手が分かったりしたのもすっきりした。
過去に四次元キューブのパワーを取り込んだキャプテン・マーベル。もはや笑うしかない強くて、サノスが現れた時にいてくれたら…なんて思ってしまったけれど、フューリーが彼女を頼るのは最終手段だったのかな。
九月

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