このレビューはネタバレを含みます
ハインラインが1958年に書いた『輪廻の蛇('—All You Zombies—')』が原作。爆弾魔の要素を除けばおおむね原作通りに展開するきれいな因果ループもの。1958年の時点でこの要素をここまでややこしく使い倒した話を、しかも一日で書き上げたらしい。すごいなハインライン。映画自体もまあまあ面白かったんだけど、調べたら原作がすげーって話だった。
サラ・スヌークの男女使い分ける演技良かった。しかしいくら自己愛強くたって過去の自分と知っている人間とイチャコラできる…?
あと平野啓一郎の『日蝕』のラストシーンを思い出したりした。