ひろ

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅のひろのレビュー・感想・評価

2.2
主人公スキャマンダー、魔法使い反対家族、魔法使い政府の3つが同時に進行していくが、上手くいっていない。それに加え、「実はこの件は◯◯でした!」という驚きを演出する気も無く、ただひたすら「この人が怪しい」というのを漂わせている。
また、兄を殺された後に、弟が「Witches」と怒りを込めて言葉を発するが、その時のショットがダサい。『ダークナイト』で出て来そう。
そして、人の別れを撮るのが下手。情感のへったくれも無い。クドクド喋らせずに、スパッと別れないと感動出来ない。
あのラストは「相米慎二『東京上空いらっしゃいませ』なんて知りません」っていうラストだ。そりゃあ、外国人は『東京いら』なんて知らないんだろうけど、お互い見向きもしない『東京いら』の切なさをください。
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