後悔していることが2つある。
ひとつは、近いうちに金ローで吹替版をやるとわかっていたのに今回吹替版で観てしまったこと。
もうひとつは、本作の終わり方が凄すぎて次回作を観たくて観たくてたまらなくなってしまったことだ。さすがに本作の根幹に関わるネタバレになるのでここでの言及は避ける。しかし、それにしても予想外に面白いぞファンタビシリーズ。いや、想定以上か？
若かりし頃のダンブルドアが良い感じのおじさんでとても良き。ジュード・ロウなのね。ホグワーツで出くわした魔法省の人、ダンブルドアに向かって『あなたのことが嫌いだ』と言ってのけたが、我々の業界では【嫌い＝好き】なので注意してほしい。あとはマクゴナガル先生は昔から点数配分がガバガバなのですね。もう少し自重なさってください。
陰謀論者の教祖みたいな立ち位置にいるグリンデルバルド。陰謀論の厄介なところは、根拠のない事を事実と誤認させて流布される点にある。今回に関して言えば『マグルにも別の使いみちがある』とマグルに対して何らかの歩み寄りを見せているように見せかけている点である。これは当然ながら奴隷か何かを示唆していると思われるが、ほとんどの信奉者はそのようなこと知る由もないだろう。また、マグルに対して真に歩み寄ろうとしている信奉者の声も彼の耳に届くことはないだろう。グリンデルバルドの企みが今後どのような結果をもたらすか現時点ではわからない。我々の想像をはるかに超えるような展開に期待したい。
それはそうと、ジェイコブ出てきましたね。よかったぁ。出てきて初っ端誘惑の魔法をかけられていたのは笑っちゃった。クイニーもクイニーでおそらく男で苦労したんだろうなぁというのがひしひしと伝わってくる。2人とも幸せになってほしい。……本当に！！
