Lilac

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密のLilacのレビュー・感想・評価

3.0
最も無垢な魔法生物・麒麟によって、指導者は選ばれる。
人間界との戦争の為、麒麟を悪用し国際魔法使い連盟リーダーの座を狙うグリンデルバルトを阻止しようと、ニュートと仲間たちが立ち上がる。

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新しい魔法生物はそれほど登場しなかったものの、十二国記好きな私は初手麒麟の登場とその役割に大満足。茶色い見た目はお世辞にも美しいとは言えないのに、膝を折る姿のなんと美しいことか!魔法生物のデザイナーさんやCGクリエイターさんの素晴らしい才能と熱意を感じました。

各キャラクターの目的がイマイチ見えづらく、ところどころ「えっ…?」という展開もあり、ストーリーはそれほどという感じでしたが、素敵なダンスバトル(命懸け)を繰り広げるエディ・レッドメインと、苛烈な魔法バトルを見せてくれたジュード・ロウ、既に築き上げられたグリンデルバルト役の重圧をものともせずに魅力的なヴィランを演じるマッツ・ミケルセンを観ることができて満足でした。
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