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ヘイル、シーザー!のkmtnのネタバレレビュー・内容・結末

ヘイル、シーザー!(2016年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

本当に超豪華メンツ。
ジョナヒルとかこんな端役でもいいから、コーエン兄弟の作品出たいんだなあ。ウディアレンみたいなもん?


50年代のハリウッドが舞台の作品。
赤狩り、テレビの台頭、みんなしっちゃかめっちゃか。
バーン・アフター・リーディングについては、まあ評価低いのは分かるけど、普通に超面白いコーエン兄弟のコメディ作品やん!と思っていたが、これはー……まぁ評価ひくくなるわ。
完全に50年代のハリウッドを舞台にした映画撮りたいというだけの見切発車みたいな映画。テンポ良いし、さすがに性悪なユーモアで見る分にはまったく悪い映画じゃないけど、やっぱり過去の作品のクオリティを知っていれば、ファンはこれでは満足出来ないと思う。


バーニー・サンダース旋風が記憶に新しい昨今、社会主義への過度な入れ込み(もはや茶化している域)を反映した作品ともいえる今作は、
コーエン兄弟的には、是非2016年のタイミングで公開したかった作品なのかもしれない。
しかしラストらへんのグダリ方を思うと、ちょっとこれはないんじゃないかな?と思ってしまう。まぁ毎回こんなもんだと言われればこんなもんかもしれないけど、普段はもっとめちゃくちゃだと思うし。
ジョシュ・ブローリンが演じるエディも、ちょっとアクがなさすぎ。
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