ふたば

はなちゃんのみそ汁のふたばのネタバレレビュー・内容・結末

はなちゃんのみそ汁(2015年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

図書館レンタル
2024年3月12日〜2024年3月13日、ひとりで鑑賞(聴覚障害用字幕)

開始5分で乳がん発覚シーン。。早っ

この頃から手術室までは車椅子に座って看護師さんに押されていくんだなぁ。私もそうだったけど。

チエが抗がん剤治療するので子供は諦めてと医者に言われた直後に義父に「結婚させてください!」っていえるのすごい愛と男気だね。

遠藤憲一の母親が高畑淳子って無理じゃない?歳が近すぎるだろw

開始21分で妊娠発覚!展開早いなw

妊娠するってことは女性ホルモンがあがって、乳がんの再発率があがるんだ…知らなかった。あまりにも喜ぶそして、妻を失いたくないから子供を諦めようとしてる健気な遠藤憲一に心打たれて揺れ動く広末涼子。

「お前は死んでもいいから死ぬ気で産め」っていう広末涼子の父親すごいな。開始29分で産むことを決意。こうやって嬉し涙流してくれる旦那さん素敵だな。

あら、順調にいってスルッと産まれたね。娘の名前がタイトルの「はな」なんだ。

生後9ヶ月の娘が母乳を飲まなくなったので、何か感じ取って検査を進めると乳がんが再発… 可哀想に。

名医を聞いて山奥に来たら小汚い医者?に出会う。「薬で抑えても、生き方を変えない限りまた同じ病を繰り返す」刺さった、私は足なのかな。

この玄米と漬物と焼き魚などの食生活にも文句1つ言わない、すごく出来た旦那さん。

膠原病だった広末涼子のお父さん、孫を見に来て顔色悪いねって言われて翌日入院してそのまま他界。広末涼子の実家はカトリック式の葬式だった。

「それね月は東に 日は西に 私の生きる世界は巡り 穏やかな毎日が重ねられ はなも健やかに成長していった」前半の言葉好き。

民間療法したらがんが消えて完治!しばらくがんを忘れて生活したが主治医から検診そろそろしませんか?と言われたのと娘の保育園継続のためにガン治療中という診断書が必要で病院いったら再々発で全身転移… なんという悲劇。

誕生日に子供用包丁とエプロン貰った娘が広末涼子とお味噌汁つくって遠藤憲一に運んで、遠藤憲一が飲んで「うまかー!」って言う時にメガネ真っ白なの笑った。

色んな料理をやらせてノートに残しているのも、余命を感じてるからこそなんだろうなと悲しくなる。

…ここまで見て、広末涼子ってプライベートでは不倫とか色々あったけどこんなに演技が自然で上手いんだねぇ、尊敬。

待ちに待った発表会?の日。この宝塚みたいな女優さん誰だっけ?やっぱ歌すごいんだね、だからキャスティングされたんだ。そして、コーラスと一緒に歌いきったシーンの直後、広末涼子が亡くなって告別式?のシーンにいきなり切り替わる。白い花を手向ける。

広末涼子が暮らしていた街並みと、街の空を上に見上げるシーンが広がる。そして、残された娘と遠藤憲一が2人でまた味噌汁をそそいで玄米と漬物そして焼き魚の朝食をおいしそうに食べるシーンで、ラスト。

一青窈の歌「満点星」とともにエンドロールが流れる。

私は特に泣かなかったが夫婦2人の演技が上手かった

◆簡単で便利な出来合いの惣菜などに頼りすぎず良いものを食べる。食事を大切に◆

特典映像
「自分の命は自分で守る」この言葉が響いた。
ふたば

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