ここ数年で自分のいる国がずいぶん前からUSAのATMなのだったと知り、USA以外の国にとってUSAとはCIAなんだと知ったわけだけど、知ったからってどうにもならないことも思い知ったので、せめてCIA黎明期をわかりにくく描いたこれ、あらすじと周辺情報仕込んで観てみれば、USAの権力者達が学生時代から超強力な基盤の上にいることを思い知らされた。安倍くん麻生くんなど比較にならないこの保守系白人富裕層から見れば、俺らJAPは全員黄色い猿、ロシア人はぜんぶアル中の熊、ラテン系やアフリカンは今も全て土人の認識で間違いなかろう。溌剌と若いアンジー観た時は自らウキッと声でたりもして、このUSA奴隷状態から抜け出るため真に観るべき映画は『猿の惑星:創世記』からの3部作だったと思い知る。まずはみんな脱毛からやめよう。なのにコッポラが撮るはずだったというこの映画、CIAの方々も『ゴッドファーザー』同様みんな幸せからずり落ちていく感。マフィアも国家も独善的幸せ追求の果てでみーんな不幸。つまりこれまた人類馬鹿説補完映画。
