Kumonohate

日本のいちばん長い日のKumonohateのレビュー・感想・評価

日本のいちばん長い日(2015年製作の映画)
3.6
なぜだかわからないが、岡本喜八版との比較は野暮というもののような気がする。

でも読後感は同じ。戦争の継続と戦争の終結は紙一重、戦争の推進と平和の維持も紙一重、憂国と玉砕も紙一重だということ。

一方、今回新たに感じたこと。

天皇家はブラックボックス過ぎる。実像や行動や考えが見えにくい。だから本作の描写をどこまで信じて良いのかわからない。

もうひとつ。

帝国陸軍の性質や帝国海軍の性質や帝国陸軍と帝国海軍の確執は、まさか自衛隊に受け継がれてたりしてないだろうな、という恐れ。

因みに、岡本版の加山雄三は?野間口さん?
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