感動した〜ほんといい映画だった。
樹木希林さんはやはりすごい！
ハンセン病への差別という難しいテーマを扱いながら、重苦しくならずに朗らかで優しい気持ちにしてくれる作品だった。
隔離病棟で育った徳江さん、カゴの中のカナリヤ、毒親に縛られる少女、そして借金のためにどら焼き屋で働く雇われ店長さん。立場は違えどみんな自由を渇望しているところは同じ。
そしてちょっとした勇気を持てば自由は手に入る。そう勇気づけられる映画でもあった。
あと映像。桜並木とか何気ない隔離病棟の緑がとても美しくて癒されました。
「あんを炊いている時の私はいつも小豆の言葉に耳を澄ませているの。
それは小豆が見てきた雨の日や風の日を
想像することです。
どんな風に吹かれて
小豆がここにやってきたのか
旅の話を聞いてあげること
そう、聞くんです。
この世にあるものは全て言葉を持っていると私は信じています」
