このレビューはネタバレを含みます
配信終了間近ということでやっと見た。
比較対象が「未来のミライ」なので、それよりは面白かった。
西遊記モチーフと渋谷モチーフと白鯨。
細田監督のやりたいことはわかるけど、それが面白いかどうかは別問題だなっていうのをひしひしと感じた。
一郎彦が主人公のほうが面白かったような。主人公と出自や立ち位置が一緒だし。一郎彦の闇堕ちについての掘り下げが欲しかった。あれじゃ足りない。
二人で強くなる、にしても片方は付喪神になるとは。良いけど、なんかさめちゃった。
行方不明扱いだった蓮が見つかったのに、母方の親族出てこないのが違和感。出す時間無かったのかな。役所の扱いは良い面悪い面両方あるけど、あの雑な対応はひどいな。実際あるんだろうけど、そのフォローが無くてなんかな。
人間界と渋天街どっちで生きていくかも、別にどっちでも生きていけば良いじゃんとしか思わなかった。
自分は何なのかという悩みも響かなかった。
新鮮さが欲しかった。