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サインの先生のネタバレレビュー・内容・結末

サイン(2002年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

昔、見る機会があったのに逃していたので見ることが出来て良かった。その時「そんな面白くなかったよ、つまらなかったよ」と言われたので、じゃあいいかと今まで見て来なかった。家の周りをぐるぐる回っていたのは記憶に残っている。
宇宙人の目的はwikiで見ちゃったので、そこは残念。映画を見ながらワクワクしたかった。

信仰についての映画だと思う。わかりやすく、妻を失って信じるものを失くしていたところに、別の超常現象としての宇宙人。宇宙人が残すサインとは何か。本当にいるのか、何しにくるのか。この映画内では神と同列というか、神と同じくらい存在が疑われたり議論されたりするものとして宇宙人が位置付けされている。

牧師が信仰を取り戻す話。拠り所を再発見する話。そんな話だと捉えた。

サインを見ることで、シャマラン監督は人は何を信じるのか、信じたいのか、愛する人を失った時、人はどうするか、というのを考えてる人なんだなと感じた。シックスセンスも家族との愛を取り戻すし、ハプニングも同じく危機に対して対処する。ヴィレッジは愛するものを守るために人はどうするかの話だし、終末の訪問者はまんまそれ。
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