批判も多く寄せられてるし、話し運びが浅いかて拙速なのは、分かりきっているにもかかわらず、不覚にも涙してしまった…
声優陣の達者さに助けられているのは自明のこと。
省略の乱暴さは目も当てられない。にもかかわらず、どうしたことか?
やはり、宮崎駿作品に不在の父権、父親像を描こうとした意思が男子にはある程度響くのだろうか…
いずれにしろ、渋谷の描写など美術の達者さとストーリーの稚拙さにアンバランスはあるものの、一定層を掴んで離さない引力のようなものは感じる。それが何か上手く説明できない自分がもどかしい。