怒ることは、悲しみの表われ。
悲しみを怒りとすることで昇華させようとしているのか。
人間として大切にされないとき、人は「怒り」を感じる。
出てくる、どの人も、なにかに怒り悲しみ苦しんでいる。
泣いて叫んで悲しみもがき苦しんでも、誰も助けてくれないときがある。全てから見放され、自分が存在してすらいないように感じるときがある。
誰もが、誰かを必要としていて、怒ることも相手がいてこそ成り立つ。
たったひとりでも、求め、受け入れ、本当に大切にしてくれる人がいれば救われる。
坂本龍一によるテーマ曲は『許し』。
私たちは誰に怒り、誰を求め、誰に許されたいのか。