帰国子女枠の石原さとみが放つ「ガッジーラ」がどうしても肌に合わない。大体お前、こないだまで鏡月のCMやってた癖に何がガッジーラなんだって話だし、たまに自然な流れで流暢にゴジラとか言い出すもんだから凄いヒヤヒヤします。
女子高生って設定なのにインタビューで「大学からヨガ始めたので身体柔らかいんですよ～」とか口走る大人向けビデオと一緒です。
こういうこと言われるの嫌だろうからこれ以上追求しないけど、注意される前にやれよって話です。大人なんだから。片付けなよ。部屋とか。お母さんに部屋入られたくないでしょ。
怪獣映画というより会議映画と聞いていたし、会話劇は結構好きなのでそれはそれでいいんですが、一番気になったのは国会議員の行儀の良さです。長い専門用語や化学式を「噛まないようにちゃんと最後まで言わなきゃ」「頑張ってるから全部聞かなきゃ」っていう姿勢が滑稽で、まあ映画だからしょうがないっちゃしょうがないんですが浮世離れ感がどうしても否めません。
ちょっと荒れた国会中継見ればわかるんですが、本物の議員って人の話聞いてる風で全然聞いてないですからね。人が話してるのに途中から平気で喋り出しますから。蓮舫とか。
「無人在来線爆弾」はよかったです。私がサラリーマンだった時に毎朝「電車とまんねーかな」と願っていたんですが、作中電車止めるどころか灰にしてくれたのは社畜へのファンサービスという他ない。
ようやく気持ちを汲んでくれたかという思いでした。
