Kei

シン・ゴジラのKeiのレビュー・感想・評価

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)
5.0
『120分が一瞬。今の日本の最高の技術を全て注ぎ込んだ』
IMAXで鑑賞。

なんとか、公開日に観ることができました。まだ公開日なので、ストーリーについて細かいことは言いません。
と言うより、一回観ただけはこのストーリーについて細かく語ることは多分不可能です。120分では語りきれないことが、詰め込まれています。なので私自身あと最低2回は観るでしょう。

なので率直な感想としては、傑作だということ。日本が世界に誇れる映画だということです。

また、ハリウッドを含め日本でも数々のゴジラ作品がありますが、今作は全く新しい物です。なので、過去作と比べながらの鑑賞はオススメしません。しかし、日本の歴代のゴジラ作品のDNAがうまく受け継がれています。

上記で新しいものとしましたが、それはあくまで『ゴジラ』についてです。総監督、脚本が庵野秀明氏である以上どうしても、『ニヤリ( ̄▽ ̄)』となってしまう点はありますが、庵野作品を知らない人が観ても、エヴァンゲリオンのように全てが意味不明になることはありません。ただ、ある程度知っていると必ずニヤリとなります(笑

そして、肝心の戦闘シーンやCGは今回は近年の日本映画とは別物です。それはエンドロールを見ればわかりますが、日本のCG技術をフル稼働させて作っているので『ショボい』と感じることはないでしょう。
そして、そのようになったのは特技監督の樋口真嗣氏のこだわりと、才能のおかげでしょう。彼自身が大のゴジラ好きなので、制作者が作品を愛して作っているのですからそこは安心ですね。
この点は去年のスターウォーズフォースの覚醒のJJに通じるものがあると感じました。

とにかく、劇場で観ることをオススメします。IMAXは8/10までの限定上映なのでお早めに。

※今作は、Atomsや5.1や7.1ようなサラウンド作品ではありません。前からの音のみです。なので、IMAXなどの設備が良いもの、それか行ける方は立川爆音などがオススメです。
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