改めて見てもやっぱりオタクのアニメ監督庵野秀明が作ったゴジラって感じの印象
おそらくこの作品にも写真だけ出てる岡本喜八作の日本の一番長い日を意識したであろう会議シーンも、むしろ押井守のパトレイバーや同じ庵野秀明のエヴァのような90年代アニメみたくなっていてアニメ畑の監督だからしょうがないとは思いつつ、緊迫感は全体的にあって確かに面白くはあった
でも前述のように岡本喜八の写真を使ったり戦闘シーンでの効果音としてウルトラマン的なものが度々聞こえたり、音楽でエヴァや宇宙大戦争のBGMがあったりと、庵野の嗜好が前面に押し出されたところはちょっとやり過ぎ感がなきにしもあらず
あと設定的に初代のゴジラをリスペクトしていた点は良かったけど、日本賛歌のテーマは露骨に強調していたところがあり少しゲンナリした
とはいえ基本的にエヴァの戦闘描写とかは昔から好きだったので、そういうのが味わえるゴジラというのは変わった趣があって良かったとは思う
というか見ていてずっと気になってたけど、地震とかよりやばいゴジラのような超巨大生物が出て来た時点で東京だけじゃなく都市部からの避難勧告が発令されそうなものだけど、これ東京に人残りすぎじゃないか？
