このレビューはネタバレを含みます
かなり戦後の歴史観が入っている気もするけど、こういう人がいたことを知るのは大切なこと。日本の教科書に載っていないのが不思議なくらい。やってることは官僚として失格なんだけど、なぜ彼はそうしたのか、彼が大切だと思ったことは何なのかをもっと伝えてほしかった。
もっと杉原千畝がビザの発給で悩む姿を描いてほしかったけど、これでも十分楽しかった。
話は変わるけど、この作品を観て感じたことはもう一つ。昔は軍、今は財務省。今も昔も官僚の暴走が国をおかしくしているのは変わらない。民主主義は形だけ。