このレビューはネタバレを含みます
『ダラスバイヤーズクラブ』の監督か。と思ったらこの映画、一作前・2011年のやつだった事にまずビックリ。
二つの時代のいくつものシーンが何度も行ったり来たりする見せ方は、まさにDJのレコードチェンジの様。
展開が一歩進んで二歩下がるので、時計が気になる気になる。
シガーロスとピンクフロイドが絶妙にマッチした音選びのセンスの良さ、鮮明に光を切り取った美しすぎるカメラワークは、かなりグッときました。
ジンのや、飛行機と雲、後部座席の亡霊が意図的に印象を与えて、ラストに繋げてくるあの映画っぽい挑戦。
衝撃はあったが、あまりノレず、、、笑
居酒屋で語るというよりは、高級レストランで語るような映画でした。