浅野公喜

ガバリン2 タイムトラぶラーの浅野公喜のレビュー・感想・評価

3.6
屋敷を受け継いだ青年がそこでクリスタルスカルを発見すると曾曾爺3もミイラで甦ってしまうコメディホラー第二作。監督脚本は前作の脚本担当だったイーサン・ワイリーで製作は「13日の金曜日」の生みの親であるショーン・S・カニンガム。

コメディホラーと書きましたがホラー要素は大幅に減り何十年ぶりに甦った曾曾爺3が車に驚いたりテレビ観たり、部屋が様々な時代に繋がっている等遊び心に溢れ、恐竜時代のジャングルや古代遺跡を巡りプテラノドンの子供や芋虫犬(どっちも超かわいい)を飼ったり生贄の女性を救い曾曾爺3も混ぜて皆で机を囲み食事するカオスっぷりが最高。主人公が曾曾爺3と手を組み、絆を深めながら宿敵を倒すわけではなく終盤はほぼ個人戦なのでいまいち盛り上がりに欠けるのが残念な点ですが、昨今流行りの早過ぎた異世界系アドベンチャーコメディーと捉えれば結構楽しめそうな内容になっています。

「13日の金曜日 PART7 新しい恐怖」のヒロインを演じたラー・パーク・リンカーンやジェイソンでお馴染みケイン・ホッダー等「13金」関連の俳優達も出演(後者はパーティーのゲスト役で大男に殴られ2階から転落してます)。
浅野公喜

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