ハンガーゲームシリーズ最終章の後編。
最終章のクライマックスまできたらほぼ戦争映画で反戦映画。
これまでともに戦ってきた仲間の最期も含め、めちゃくちゃしんどかった…
前作でレジスタンスの象徴的な立場に祭り上げられたカットニスと、独裁者スノーがいよいよ直接対決。
2人の最終決戦の行方など、意外性のある結末は見事。
それにしても若者向け小説が原作とは思えない救いのない展開続きで驚いた。
戦争や弱者を虐げる政治は何も生まないし、やっと迎えた結末も幸せと言えるのかというと、正直疑問…
架空の国の設定こそディストピアSFっぽさがあるけれど、かなりリアルな反戦映画で、今の時代にこそ観るべきシリーズだと思う。
