MikiMickle

ゾンビスクール!のMikiMickleのレビュー・感想・評価

ゾンビスクール!(2014年製作の映画)
3.6
NYでホラー小説家を目指しているクリントは、臨時教師として田舎の母校に戻ってきた。頭の中は、処 女作の事でいっぱい。
初日。元同級生だったルーシーと再会するも、それ以外の教師は変わり者ばかり。
生徒は生徒で、いじめっ子で生意気なやつらがいたりと…
あれ、いじめられっ子の女の子の様子がなんか変…
ランチタイムの給食に食べたナゲットのせいで、ゾンビになっちゃった~‼ ツインテールもげ~‼ いじめっ子の鼻をガブリ‼
さぁ、小学校はゾンビパニックだよ~‼
生意気キッズゾンビvsおかしな先生‼


ゾンビタイプ。
子供しか感染しない。大人は下痢する程度。
すぐゾンビ化する。引っ掻いても感染する。
知能はある。
すばやい。
狙うは大人‼ 先生なんか、皆で襲って食べちゃえ~‼
ランチタイム終わったけど、お腹すいてるも~ん‼

子供ゾンビ軍団、恐い~ ケタケタ笑ってるし、目玉ビー玉だの、はらわた縄跳びだの、頭ボールだの~(笑)
結構グログロのデロ~ン♪

でも、食べられる被害者はみんな大人なので、子供がグログロになる事はほぼないのです。子供同士では食べないし。
そして、教師たちは前半はほとんど学校内を逃げ回ってるの。
だから、子供がゾンビという不謹慎な設定ながら、重くなる事はなく、見ていて嫌な気持ちはしなかった~

逃げ回る先生たちがかなり個性的
クリント(イライジャ・ウッド)は、事あるごとに小説のことばっかり言っててちょっとうざいし、初っぱなからヘタレ感満載だし。 車、ボッロボロだし。
ルーシーの彼氏のウェイド(レイン・ウィルソン)は、なんかいけすかない運動バカのハゲの体育教師。運動バカのくせにバスケ苦手w クリントとルーシーが仲良くしているのが気に入らないから、クリントにやけにつっかかる。だけど、後半は頼りになって、かっこいいw レイン・ウィルソン、『スーパー‼』の時みたいに、冴えない中年なのに頑張っちゃう‼
ダグ(リー・ワネル)は完全なコミュ症で、イカれてる。 でも、理科教師だから、ゾンビたちの生態を観察して色々突き止める‼時にうんちに手を突っ込んだり…うげぇ~‼
あとは、おネエ系と、サラ・ペイリンもどきw
警備員はマジック マッシュルームをキメちゃうし、
後半にいきなり出てきた用務員のハタチさんはカンフーをキメちゃうよっ♪
唯一まともだと思ってたルーシー(アリソン・ピル)は、突然キレちゃうよ

そして、子供たちがいたる所にいるわけだから、バタバタ逃げる‼色々ともめながら逃げる‼
そのいじめっ子ゾンビが色々悪事を働くし‼←こいつ‼ ゾンビになる前もなってからも、ほんと憎たらしい‼

前半は下ネタやらのコメディ要素が強く、
中盤はちゃんとはしたゾンビ映画のようにちょっとスリリングになってきたり、
教師という職業について熱く語ったり、一緒に逃げている子供の命を救うために頑張ったりと♪先生も大変っ!!
戦う武器が、学校にあるものなのが可愛らしい。

全体的に、大爆笑はしないもののなんかクスっと笑えたり、コメディゾンビ映画としてはそこそこ楽しめた♪

製作にイライジャ・ウッドなど。
脚本はリー・ワネル(ダグ)とイアン・ブレナン(この人は怪しいロン毛副校長役。)
製作総指揮は脚本の二人とヘイデン・クリステンセン(『スターウォーズ』のアナキン大人版ね。何してるんだろうって思ってたら、こんなところにw)
監督はジョナサン・ミロ カリー・マーニオン。初監督作品かな。
という事で、結構豪華な製作陣。

一番気持ち悪かったのは、冒頭のナゲット作るシーンかな(笑) 鶏肉業界から苦情がこないのかな(笑)別に映像的にはたいしたウジ感でもないけど、実際にそうだったらと思うとゲロゲロ…
原題は『cooties』なんだけど、cootieってシラミとかバイ菌という意味。
で、もっちろんの事、これ映画館で見終わって、チキンナゲットを買いましたよ バーガーキングでねっ‼
ゾンビになるかなぁ♪あ、大人だから、なりません‼残念っ‼
MikiMickle

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