バディ物ってハズレ少ないですよね。
協調性はないが頑固で粘り強い刑事。私生活は何一つうまくいっていない。トラウマやら古傷がある。でも「それ(捜査)しかできない」…という主人公のカール。
黒人と白人。男性と女性。知的と暴力的。などなど、コンビには色々あるけれど、今作では、バディを組むもう一人の主人公が、気さくなムスリム系移民というところが味変となっております。
この映画、ひとつずつ手掛かりをたどっていく主人公達のごとく、なにも奇をてらわないストーリー運び。なのに、90分余りがあっという間です。なんでだ!?
陰鬱な北欧の景色が目新しくて飽きない?無駄のない丁寧な語り口が、観る人を置いていかない?バディの関係性が絶妙で味わい深い?…とにかくキャッチーなオススメポイントは挙げづらいんですが、サスペンス/スリラーがお好きな方は必見です。
爆発も爆笑もいらないけれど、なんか飽きさせない映画観たいなという日に!