のんchan

ロンゲスト・ライドののんchanのレビュー・感想・評価

ロンゲスト・ライド(2015年製作の映画)
4.2
ニコラス・スパークス原作だし、このジャケから😔自分でチョイスしてレンタルしたものの、7枚借りた中では最後まで手が伸びなかったのは正直なところ💦
でも、スコット・イーストウッド主役のラブストーリーも観てみたかったのも本音🥺

日本未公開が残念と思えた程に、私はニコスパの中では上位の作品になりました🌟凄く良かった💖

ちょっと詰め込み過ぎなところは否めない(原作が盛り込んであるんでしょうから脚本も大変)けど、特典映像を観たら、随分カットされているシーンがあり、勿体ないほど良いシーンばかりで残念に感じたので、126分になんとか纏めたのは難儀だったと思った。

ラブストーリー💞+シニア👴🏻+戦争🪖+スポ根🤠🐄+アート🖼が重なる。それでも私は上手く調和していると思えました👏


スコットはプロのブルライダー(暴れ牛を乗りこなすスポーツ)ルーク役で、なんとまぁ父親譲りでカウボーイハット🤠が良く似合ってました💫鍛えられた身体も素敵✨

相手役は芸術を専攻した大学の卒業を控え、都会のギャラリーで働くことを夢見るソフィア役のブリット・ロバートソン。華奢で小柄なのかな?スコットとはかなり身長差がありました。演技は自然で上手かった💕

その若者2人が、事故を起こした老人アイラ(アラン・アルダ)を助けたことから2人の運命を手助けしてもらう事になると言う話。

アイラの若い頃をジャック・ヒューストン。その妻ルースをウーナ・チャップリン(なぜか?特典映像の解説は監督とウーナが喋ってます) 
第二次世界大戦前後が並行して描かれます。
その頃の雰囲気がとても良いです。衣装や風景等✨

そしてニコスパですから、台詞がまたグッと迫ります。

アイラ爺さんが若い時、ルースが別れを切り出した時の台詞
「...君を全身全霊で愛している。だから行ってくれ。幸せになって欲しいから。たとえ幸せの中に僕がいなくても...」

そして、歳を重ねたアイラが若いソフィアに諭します。
『愛には犠牲が伴うもの。手に出来なかったことを悔やむより、今あるものに感謝する』

その言葉を聞き、ソフィアはNY行きをどうするのか?
ルークは頭にも怪我をし身体を酷使しているが、夢である世界チャンピオン=8秒の世界(牛の背中に乗って勝負する時間)を諦められるのか?

昔を想う時間が結構長いので長尺になるけど、その世界が好みでもあった✨

実際に貴族の血統で品の良さがあるジャック・ヒューストンと、チャーリー・チャップリンの孫、意志の強そうなウーナ・チャップリンの夫婦の演技も良かった💞
2人のダンスが上手かった👏


スコットは当時28歳、若いけど渋みもたっぷりで、パパの若い頃よりカッコイイと思う人も多いかも?
ただ、最近のニュースでは、ハリウッドでの活動に疑問を感じていて「今後俳優業を続けていくべきか迷っている。不動産などにも興味を持っている」と語ったそうで...今後の動きが気になりますね。
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