18歳のある日、ウジンは朝起きると容姿が別人になっていた。そこから毎日寝て目覚めると幼児も性別も変わってしまうように。
唯一この秘密を知るのは母と友人のみ。ウジンはこのことが他の人に知られないよう、裏方として家具屋になる。自分の作った家具が販売されている店に行くと、そこで働いていたイスに一目惚れする。
日々容姿が変わることをイスにカミングアウトすると、最初は楽しく過ごせていたのに、段々とイスの不安が増していってしまう。
人は本当に見た目ではないのか？を問う作品。
途中まではとても面白かったのだが、だんだんと物語が暗い方向に失速していく展開がもったいなかった。他にやりようがあるのではないかと思ってしまう。
パク・ソジュンが寝ないで彼女に会いにいくシーンのあたりが山場だった。
