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ビューティー・インサイドのmtLのネタバレレビュー・内容・結末

ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

2人とも可哀想だし、胸が痛くなる。
目覚めると顔が変わるって、面白そうな設定だなっていう入り口で見始めたけど、その人とか恋人にとっての辛さがリアルに描かれてて、すごく感情移入できた。めっちゃ泣いた。
顔が変わるって全然面白要素じゃなかった〜、、

大切な人を見つけられない、顔を思い浮かべられない、はぐれたらもう会えないかもしれない、、辛すぎる
本当のウジンをどうにか感じたいって目を閉じて頑張ってるのも、辛すぎる、めっちゃ健気
顔だけじゃなくて、体にもどこにもウジンだって認識できる共通点が何も残らないから、何かを見て、あっウジンだ、って安心できないのはほんとに何を信じたらいいか分からなくなりそう。たぶん私でも目つむる。

外見じゃなくて中身っていうところの究極形って感じもするけど、それだけじゃなくて見た目が別人に変わるっていうさらに沢山の悩みが膨らむ設定はもはやそんな単純な話じゃない、、

見たことない人に手を繋がれた時も笑顔でいるとことかイスほんとにすごい人間すぎる
1日じゃ慣れるのに時間が足りない、触られるのが嫌だと感じる、ってそりゃそうだよ〜、、ツラ、、でもそれでも好きって、見た目がなくても惹かれる何かを感じられるんだよね、この2人に限らず誰にでも実はそういうのあるのかな

あとイスが美しすぎた
デートも家具見たり音楽聞いたりなんかオシャレなカップルだった〜
最初イスをご飯に誘った時、見た目チャラかったけど全然恋愛に慣れてない自信なさそうでまっすぐな感じが個人的にはすごいよかった笑
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