ねこ

ビューティー・インサイドのねこのレビュー・感想・評価

ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)
3.9
せめてどちらかのてのひらだけでも変わらないでいてくれたら、それを頼みにやっていけるかもしれない
でも、何もかもが違う

毎回まったくの別人と抱き合うって混乱するに決まってるでしょうが
目を閉じても骨格や手触り肌触りが…
そして何より本当の彼の姿を彼女は知らない
そこが幼馴染とは決定的に違ってるのに

でも、そんなことを考えるのが野暮に思えるほど美しかった
それにはハン・ヒョジュの存在が大きく貢献している
彼女の佇まい、雰囲気、会話のトーン、そして家具たち、どれも落ち着いていて物語にピッタリだった
ねこ

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