風の向くまま、気の向くまま、彼らの“学び”は終わらない…
森に住む家族の愛と絆を描いたロードムービー。
◎ストーリー
その一家は森に住み、狩猟採取を旨として日々生活をしていた。全ては父ベンの教育方針のもと。そんなある日、母親の訃報が届き、葬儀に出るため町に行くことになるのだが…
変な家族の変なお話に間違いはないけど、結局血の繋がりってのは何ものにも代え難いものなんやなと思わせてくれる。死と向き合い、死を乗り越え、遺された者は強く生き続ける、そんな大切なことに気づかさせてくれます。
父ベン役のヴィゴ・モーテンセンが、ヤバいお父さんをあたかもヤバくないかのように演じます。「ヒストリーオブバイオレンス」のイメージしかなかったので、あんな優しいお父さんもできるんやと驚き( ^ω^ )
お父さんの方針と外の世界とのギャップに揺れる、元気な子どもたち。世代や性別が違うながら、それぞれの悩みがあり、社会からは少し離れて暮らしてるけど、素直な子どもたちであることを感じさせる描写がたくさんありました。
すっぽんぽんになる末っ子が可愛かったですね( ^ω^ )
絶対この家族はイヤやと思うところばかりでしたが、こんな悠々自適な生活も良さげやなってどこかで思う自分がいました。